トップへ » 当院のインプラント » よくある質問 » 適応症と禁忌について

適応症と禁忌について

適応症と禁忌について01誰でも治療を受けられますか?

適応症と禁忌について02どのような場合に有効な治療ですか?

適応症と禁忌について03治療ができない場合はありますか?

適応症と禁忌について04タバコを吸っていてもいいですか?

適応症と禁忌について05インプラントはほかの治療方法と比較して利点欠点は何ですか?

適応症と禁忌について06歯が1本もなくてもインプラント治療ができますか?

誰でも治療を受けられますか?

【年齢】
顎の骨が成長しきっていないお子様には適応できません。他の要因に問題がなければ、年齢の上限はありません。当院での最高齢は85歳です。

【血圧】
血圧の高い方でも薬などでコントロールされている方は術中慎重にモニタリングしながら行います。

【心臓病】
必要に応じてかかりつけのお医者さんにお問い合わせをして病状を確認してから行います。

【糖尿病】
外科処置の予後が良くないことが多く、慎重な病状の検討が必要です。薬や食事によって十分にコントロールされているときには適応できることがあります。

【骨そしょう症】
骨の状態をCTで精査することが必須です。また、ビスフォスフォネートを服用されている方は、外科処置の後に骨への異常が発現することがあり、インプラント治療の対象にはなりません。

【協力度】
患者さんの協力度はたいへん重要な要因です。術前術中には、術後の管理も多くの部分を患者さんの努力が占めます。

【歯】
欠損した歯の数による制限はありません

【歯ぎしり】
インプラント治療後にも歯ぎしりをされる方には、噛む力を分散させるためにプラスチックのプレートを就寝時に装着していただくことがあります。

【歯周病】
インプラント治療前に歯周病の治療を行い、メインテナンスが十分に行われている状況であれば、インプラント治療は適応できます。

【骨の形態】
インプラントに適した骨の形態はあります。一方、骨の増生やインプラント埋入の位置・傾斜の工夫により治療は可能になります。このためには3DCTによる3次元的な診査・診断・計画が必須となります。

どのような場合に有効な治療ですか?

1.歯を欠損した後に義歯を入れたが使えなかった方
2.ブリッジのように前後の歯を削りたくない方
3.できるだけ自然の歯に近い形でしっかりとかみたい方
4.総義歯を使っているが安定しない方

以上のような方の問題解決に、インプラント治療はとても有効な治療方法といえます。

詳しくは「治療をスタートする前に」で紹介しております

治療ができない場合はありますか?

適用の難しい方はいます。インプラント以外の治療方法やインプラントの種類・位置・本数を変えることなどにより適応できることもありますので、ご相談ください。

インプラントの治療をする前に

タバコを吸っていてもいいですか?

喫煙している方にインプラント治療を行った場合、予後が必ずしも芳しくないことが知られています。この機会に禁煙して頂くのが、インプラントを長く持たせることとなります。

インプラントはほかの治療方法と比較して利点欠点は何ですか?

  利点 欠点
着脱可能な義歯 ・前後の歯をほとんど削合する必要がない
・比較的安価
・うまく使えないときに他の方法に変更ができる
・食事、会話の際に動きやすい
・義歯と歯肉の間にものが入る
・異物感がある
ブリッジ ・固定性で噛みやすい
・材質を選ぶことで自然な歯に近づけられる
・前後の歯をかなり削合する
・場合によっては削った歯の神経の治療が必要になる
・保険を適応できる場合もあるが、やや高価
・前後の歯に問題が生じると全体をやり直す必要がある
インプラント ・固定性でしっかり噛める
・自然な歯の形に類似させられる
・前後の歯を削る必要がない
・前後の歯に問題が生じてもやり直す必要がない
・食事の味が自然になる
・骨の状態が適応できるかの診断が必要
・保険の適応がなく、比較的高価
・治療期間がやや長くかかる
  着脱可能な床義歯 ブリッジ インプラント
前後の歯への影響
力の負担
×
歯の削合・力の負担
他の治療方法への
移行
×
再治療しやすさ
修理は容易
×
装着感・異物感 ×
審美性 △ 材質による
食事のしやすさ
味の感じ方
×
話のしやすさ ×
咬む力 ×
治療期間
保険適応・費用
材質により保険適応あり

材質により保険適応あり
×
保険適応がない
長期信頼性  × 2~5年 ○ 3~10年 ◎ 10年以上

おおむね90%以上が問題なく使用できる期間(材質・欠損歯数により幅があります)

歯が1本もなくてもインプラント治療ができますか?

歯がない場合にもインプラント治療はできますし、歯がない場合にこそインプラントのメリットが大きく発揮できます。
6~8本のインプラントを埋入できれば、インプラントを連結した形で歯を作製し、しっかりと噛むようにできます。

また、外科的侵襲が非常に少ないミニインプラントを2~4本埋入できれば義歯をアタッチメントという装置でしっかり留めて飛躍的にかめるようになります。

磁性アタッチメント(マグネット)を利用して入れ歯(義歯)を安定させる方法


トップへ » 当院のインプラント » よくある質問 » 適応症と禁忌について


文字サイズ
を変更する